ローマンシェードのワンタッチロック 2001年4月 製作

  • 2012.03.31 Saturday
  • 17:02
ローマンシェードを上げ下げするためのワンタッチロック装置です。

ローマンシェードとは、紐(コード)を引っぱるとカーテン生地が蛇腹に折り畳まれながら上下に昇降し、開閉ができるシェードのことを言います。主に小窓や出窓に利用される蛇腹状のカーテンの事を指しますが、最近では通常カーテンを吊るような大きな窓にも、シェードをつける家庭が多くなってきています。
従来のワンタッチ構造では、組み立ての際にコードを通すのが面倒だったり、機能が複雑な為に見た目の体裁もよろしくない、といった声があったようで、売る側にとっては「機能は新しいが、それ以外のマイナス要素が…」という事でなかなか扱いづらい製品だったようです。
本件は、お客様からの「売れるようにしたい!」といった声を元に、弊社にて設計させて頂きました。


本件の改善ポイントは以下です。

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コードを前から入れれるように設計しました。
そうする事でカーテンの脱着が容易になったという利点以外に、カーテンの洗濯も容易になりました。
従来品はコードを抜かないとカーテンが取り外せなかったのが、コードを付けたままカーテンが取り外せる為、取り外しの手間が省けるようになりました。
カーテンを洗濯してそのまま取り付けて乾かす、というまさに一石二鳥な効果が得られました。



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▲蹈奪機構の改良
従来のロック機構は、
 「コードを手前に傾けてロック」 ⇔ 「コードを奥に倒してロック解除」
という機構でしたが、手前に傾けてもロックされなかったり、奥に倒してもロック解除されなかったりと、使用時にわずらわしさがありました。
弊社設計のロック機構では、ハート型ロックという機構を採用しました。
本体横に溝を切ってそこに2mmのベアリングを入れており、ベアリングがハート型の溝を移動する事で、
「コードを引いてロック」 ⇔ 「もう一度引いてロック解除」
 というシンプルな動作が実現しました。

レール取付作業の簡易化
取り付けの際も、レールの横から差し込んで、裏のねじを手で締めて終わり。
という、工具要らずの、簡単な取り付け構造にしました。



本件は構造を考えるのに、かなり苦労しましたが、おかげ様で商品も売れるようになったようで、お客様にも喜んで頂けました。
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